発熱や嘔吐・やけどや誤飲など、子どもの異変に気付いたら、かかりつけ医の診察を受けましょう
休診や診察時間外であっても、慌てずに小児救急相談♯8000または 0742-20-8119へ
せきは、気管支にたまった痰や気管支内の不必要な物を放り出そうとして生じるものです。すなわち本来、せきは肺や気管支をきれいにするためのものであるとともに、肺や気管支に起こっている異常を知らせる警告でもあります。
せきには、風邪や気管支炎など病気が原因のものと異物などが入り込んで起きるものとがあります。せき込んでいても元気であれば様子をみて、後日医療機関を受診するとよいでしょう。
しかし激しいせき込みとともに他の症状がみられるときは急いで受診しなければなりません。例えば顔色が悪い、ぐったりしている、せき込んで何度も吐いている、息苦しく肩で息をして横になって眠れないなどです。
呼吸にともなってゼーゼーヒューヒューという音(喘鳴)が聞こえる状態の場合、鼻から気管支への気道が炎症で狭くなり息を吐きにくくなっています。
いずれにしても、お子さんの状態をしっかり観察し症状が進んでいないかどうかを観察することが大切です。
お子さん本人に処方された気管支拡張剤があれば、それを飲ませて(シールの場合は貼って)30分〜1時間様子をみます。
※ピーナッツなどの豆類を食べた後にせきが続く場合は、夜間・休日応急診療センターなどを受診しましょう。
※せきは、夜にひどくなることが多いです。昼間からせきが続くようなら、早めにかかりつけ医を受診しましょう。